スーパーやコンビニには紙パックやペットボトルなど様々な容器に入ったジュースが売っています。
特に紙パックに入ったものは飲みきりサイズから牛乳パックサイズの大きなものまで豊富なサイズで便利ですよね。
まとめ買いしておくと便利なのですが、気がつけばパッケージの日付を超えていたなんてことありますよね。
せっかく買ったのに賞味期限切れで捨てないといけないなんて残念です。
でも本当に期限切れになったらすぐに捨てないといけないのでしょうか。
そこで期限切れになったらもう飲めないのかどうか調べてみました!
ジュースが賞味期限切れ!紙パック入りはどれくらい大丈夫?
紙パック入りのジュースはちょうど飲みきりサイズで買いやすく、形も四角いのでストックとして収納するのにも便利ですよね。
その便利さ故にたくさん買って気がつけば賞味期限切れ!なんてことありますよね。
勿体ないのでできることなら飲みたいですが、食中毒になったら大変です。
特に果汁100パーセントのものや野菜ジュースはフレッシュなイメージがあってすぐに傷んでしまいそうです。
ここでは賞味期限切れになったら本当にもう飲めないのかについて紹介しますね。
紙パックりのジュースが賞味期限切れ!まだ大丈夫?
紙パック入りのジュースの賞味期限切れでも、正しく保存されて入れば賞味期限切れになっていても1ヶ月は大丈夫ですよ!
ただし、果汁100パーセントのものや野菜ジュースは傷みやすいものが多い為、期限切れ2日〜3日の内に飲んでしまいましょう。
紙パックの場合、賞味期限はたいだい1ヶ月半〜3ヶ月が多いです。
書かれている期限に1.4をかけると、期限切れ後に飲める日数が1ヶ月くらいになりますよ!
長もちする果汁100%のジュースもある?濃縮還元とストレートの違い
果汁100パーセントのジュースや野菜ジュースは保存料を使っていないものも多く、どうしても傷みやすくなっています。
しかし、すべてのものが日持ちしないわけではありませんよ!
紙パックの果物や野菜のジュースには2種類あります。
濃縮還元・ストレートです。
比較的長持ちするのは濃縮還元のもので賞味期限切れになっても1週間くらいは大丈夫です。
ストレートは果物や野菜の風味が残っていて美味しいですが、日持ちしません。
期限切れになったら2日~3日ほどで飲んでしまいましょう。
商品として容器に入れる時にペーストに水を加えジュースにします。
水を加えることで本来の風味が薄くなる為、香料などを加えているジュースもあります。
加熱しない為、長期保存はできませんが本来の風味や栄養素は残ります。
大量保存ができずコストもかかる為、濃縮還元よりもすこし価格が高くなります。
なんだかお腹の調子が悪いと思っていたら賞味期限切れのストレート野菜ジュースを飲んでいた!なんてことがありました!
賞味期限切れの果物や野菜のジュースを飲むときは濃縮還元かストレートかよく確認しましょう。
ジュースの賞味期限切れ!紙パック入りのものは何日?
ジュースはもともと日持ちしやすいものが多いですが、種類によって長持ちのしやすさが変わります。
またスーパーやコンビニには紙パックの他にもペットボトルや缶、ビンに入ったものが売っていますよね。
どの容器に入っているかで賞味期限も変わってきますので、容器別にも紹介ますね。
紙パックの場合の賞味期限は?
紙パックの場合、平均的な賞味期限切れまでの日数は1ヶ月半〜3ヶ月です。
期限の幅が広いですが、ジュースの種類によって日持ちのしやすさが異なりますよ。
オレンジジュースやアップルジュースなどの酸が入っていると日持ちしやすく、反対に野菜ジュースは日持ちしにくい傾向があります。
果汁100パーセントのものは特に傷みやすく、期限切れになると一気に酸化が進み、酸味や苦味が強くなります。
また、賞味期限ではなく消費期限となっている場合もありますので必ずパッケージの日付の種類を確認しましょう。
消費期限…食料品を安全に食べられる期限。
日付を過ぎると品質が低下し、場合によっては食中毒になることもあります。
肉や野菜など日持ちしにくい生鮮食品によく使われています。賞味期限…食料品を美味しく食べられる期限。
品質が落ちる期限ではない為、日付を過ぎてしまっても食べることができます。
インスタント食品や缶詰など日持ちしやすい食料品によく使われています。
賞味期限に1.4をかけて出てきた日数が食料品の食べられる期限になります。
書いている日付が「賞味」となっていれば期限切れ後も1ヶ月程度は大丈夫ですが、「消費」となっている場合は飲まずに捨ててください。
缶・ビン・ペットボトルの場合の賞味期限は?
スーパーやコンビニで売っている飲み物の容器には紙パック以外にもいろいろありますよね。
その中で一番身近な飲み物の容器はペットボトルではないでしょうか?
ペットボトルに入っている飲み物の日持ちする期限は9ヶ月です。
品質を低下させる光と空気を通す為、意外と日持ちしません。
次に飲み物で身近な容器といえば缶ですよね。
缶はペットボトルとは違い空気や光を通さない為、他のものと比べると期限は長めです。
未開封のものならば12ヶ月〜18ヶ月も日持ちしますよ。
最後に贈り物などでよく見かけるビンです。
ビンは空気を遮断しますが光は通す為、日持ちする期限はペットボトルよりは長く缶よりは短めです。
ビンに入った飲み物の日持ちする期限は12ヶ月ほどです。
容器によって賞味期限が変わるのはなぜ?目的によって殺菌方法も異なる!
紙パックは1ヶ月半〜3ヶ月と期限が短く、他の容器は比較的長持ちしやすいのはなぜなのでしょうか。
それは容器によって気密性が異なるからです。
特に空気は食料品を乾燥させたり、菌が入る原因になったりと品質を悪くする大きな原因の1つです。
空気を遮断することが食料品を長持ちさせる秘訣になりますよ!
紙パックは気密性が低く、菌が侵入しやすい容器です。
しかし日持ちする期間は短い分、できるだけフレッシュな状態を楽しんでもらうために低温殺菌を行っています。
フレッシュ感が大切な牛乳や乳酸菌飲料は紙パックのものが多いですよ!
反対に缶などの他の容器は気密性が高く長期間保存ができる容器です。
その特徴を活かして高温殺菌することで、より長く保存できるようになっています。
ジュースが賞味期限切れ前に飲めなくなることも!?紙パック入りの保存の仕方
ジュースは冷蔵で売っていることが多いですが、意外と賞味期限は長いですよね。
でもジュースの状況によっては期限前なのに飲めなくなりますよ!
ここでは正しい保存状況別にいつまで大丈夫か紹介しますね。
冷蔵の場合はいつまで?
すぐに飲めるように冷蔵庫で保存するのが一般的ですよね。
冷蔵で未開封の場合はパッケージ書いている日付がそのまま賞味期限になります。
ただし開封してしまうと一気に傷みやすくなります。
開封すると傷みやすくなるのは腐敗の原因の菌や異物が入るからです。
開封後の日持ちは冷蔵で2日〜3日です。
パックに直接口をつけたり、ストローをさして飲んだり場合は特に傷みやすく当日中に飲み切る必要があります。
少しでも長持ちさせるには、飲む時はコップに移すようにしてください。
冷凍での保存はできる?
ジュースを容器に入れたまま凍らせると中身が膨らんで破裂する危険があります。
必ず製氷皿などに移してから冷凍庫に入れましょう。
またジュースの種類によっては風味が落ちて美味しく無くなってしまうこともあります。
野菜ジュースや果汁100パーセントのものなら比較的風味が落ちにくいのでおすすめです。
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常温での保存はできる?
飲む時は冷やして飲むので冷蔵保存のイメージが強いですが、ロングライフパックの紙パックならジュースを常温保存できますよ!
15℃〜25℃くらいの日の当たらない涼しい場所で保管しましょう。
アルミ箔などの6つの層で空気や光の侵入を防ぎ、無菌充填と呼ばれる方法でジュースを紙パックに封入しています。
無菌充填とは殺菌済みの容器に殺菌済みのジュースを入れることで、容器の中身を無菌状態にすることです。
パッケージの保存方法が「常温保存可能」となっていればロングライフパックです。
常温で長期保存できるとストック買いができて便利ですよ!
ぜひ活用してみてください。
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これならまとめ買いもいいですよね。
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スーパーで買うより安いです!
ジュースが賞味期限切れ!紙パック入りの傷んだ時の特徴!
賞味期限切れ後1ヶ月ほどは大丈夫とはいえ、必ず飲む前にジュースの状態をよく観察してください。
うっかり傷んだものを飲んでしまうと、食中毒になってしまいますよ!
特に小さなお子様やお年を召した方は重症化しやすいので気をつけてください。
ジュースが傷んでいるか確認するポイントは2つです。
もともとのジュースの臭いで無くなった時は要注意です。
特に酸っぱい臭いがする時は腐っていますのですぐに捨ててください。
②とろみがついた
とろみ無しのジュースにとろみがついたら危険です。
菌が繁殖している証拠ですので、飲まずに捨ててください。
腐ったジュースを捨てる方法は使用済みの油を捨てる時と同じです。
キッチンやトイレに流すと環境に良くありませんので、油処理袋に入れて可燃ゴミで廃棄しましょう。
油処理袋が無い場合は、新聞紙を丸めていれた牛乳パックにジュースを入れてしっかりとフタを閉めて捨てても大丈夫ですよ。
ジュースが賞味期限切れ!紙パック入りのアレンジ方法を紹介
期限切れになってもしばらくは大丈夫だとはいえ、たくさんまとめ買いしていたり大きなパックのものだと飲み切るのが難しいこともありますよね。
そんな時はデザートや料理にアレンジしてみましょう!
特に傷みやすい野菜や100%果汁のジュースは美味しくアレンジできるのでおすすめですよ!
アイスキャンディー・シャーベットにする
未開封の状態で期限切れになったものや、開封後3日〜5日程度しか経っていないものは凍らせてアイスキャンディーにしましょう。
作り方は簡単で、ジュースを製氷皿やアイスキャンディー用の方に入れて冷凍庫で凍らせるだけです。
またジュースをタッパーに入れて凍らせながら何度かかき混ぜればシャーベットになります。
かき混ぜる頻度は1時間に1回で、タッパーに入れると作りやすいですよ。
アイスキャンディーもシャーベットも、凍らせる時に一緒にフルーツを切って入れると見た目も華やかで美味しさもアップしますよ!
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ムーミンのアイスキャンディーメーカーも可愛いですよ。
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ゼリーにする
アイスキャンディーの際と同じく未開封のものや期限切れ間もないものの場合、ゼリーにして食べても美味しいですよ!
必要なものはジュースと粉ゼラチン、ゼリー型です。
粉ゼラチンの量はジュース100ccに対して2g〜3gで大丈夫ですよ。
粗熱が取れたらゼリーの方に流し入れ、冷蔵庫で2時間〜3時間冷やしたら出来上がり☆
カレーなどの煮込み料理の隠し味にする
果汁100パーセントのものや野菜ジュースはカレーなどの煮込み料理の隠し味として利用するのがおすすめです。
傷みやすいジュースなので加熱できて品質面でも安心ですよ。
使い方は簡単でルーを入れる前の、肉や野菜を煮込む時に入れるだけですよ。
カレーのスパイシーな風味にジュースの甘味が混ざって味に深みが出ます。
またトマトジュースなら、トマトパスタのソースやラタトゥイユなどのトマトベースの料理を作る時に混ぜるのが良いですよ!
長時間に混まなくても簡単にコクが出るので、調理時間も短縮できます。
まとめ:ジュースが賞味期限切れ!紙パック入りのものはどれくらい大丈夫?
ジュースが賞味期限切れになった場合、紙パック入りのものはどれくらい大丈夫かについて紹介しました。
ジュースはもともと長持ちしやすく、紙パックなら賞味期限が1ヶ月半〜3ヶ月になっているものが多いです。
さらに期限切れになっても1ヶ月は大丈夫ですよ。
とはいえ果汁100パーセントのものや野菜ジュースは傷みやすいので注意が必要です。
また期限が長いとはいえ、開封してしまうと2日〜3日中には飲み切ってしまわなければいけません。
飲み切るのが難しい場合は凍らせてアイスキャンディーにしたり、煮込み料理に入れたりしてアレンジしましょう。
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