気温や湿度が高くなる季節になると、朝作ったお弁当が食べる前に腐ってしまうのではないか不安になることはありませんか?
「弁当が腐る時間ってどれくらいなんだろう?」と疑問に思うこともありますよね。
今回は弁当が腐る時間や温度を知って、上手く長持ちさせる方法をお伝えします!
傷みやすい夏場におすすめなお弁当箱も紹介しますので、ぜひ見て下さいね!
お弁当が腐る時間はどれくらい?
早起きして家族を思って作ったお弁当を美味しく食べほしいのに、食べようとしたら腐っていたなんてことありますよね。
腐る時間は温度や湿度など様々な状況によって変わってきますが、高温多湿の梅雨時から夏場にかけては特に短くなります。
その時間、なんと2時間~3時間!
なんとお昼ご飯を食べる時間までもたないのです・・・。
反対に涼しい日が多い春先や秋は常温でも6時間~7時間と比較的長く持ってくれますよ。
お弁当が腐る温度はどれくらい?
お弁当が腐る時間には温度が大きく影響を与えています。
気温が高くなる夏は腐りやすく、涼しい春先や秋は腐りにくくなります。
ここでは、どれくらいの温度で腐るのかについて紹介しますね。
お弁当は常温保存しても大丈夫?
会社や学校に持って行くと、常温保存するのが1番多いのではないでしょうか。
お弁当が1番腐りやすい温度は25℃~35℃です。
ちょうど梅雨時から夏場にかけての気温と同じくらいですよね。
この温度だと2時間~3時間しかもちません。
学生だと夏休みがあるので梅雨時さえ気を付けていれば大丈夫かなと思いますが、実は気温が低くなる冬場も腐りやすい季節です。
冬の屋外はとても寒いのですが、室内に入ると暖房が効いていてとても暖かいですよね。
外が寒いのでついつい油断しがちなのですが、冬も特に対策をせずに室内に置いておくとアッという間に腐り始めてしまいます。
常温保存だとほとんど1年中、腐るリスクにさらされているのですね・・・。
お弁当を冷蔵で保存した場合の日持ちは?
学校や会社に冷蔵庫があれば、とってもラッキーです!
冷蔵保存すれば季節にかかわらず当日中なら安心して食べられます。
冷蔵庫は温度が低く、とても乾燥しているので腐りにくくなりますよ。
とはいえ食べられるのは当日中のみ!
仕事が忙しくて食べ損ねてしまった・・・なんて時は勿体ないですが食べずに捨ててください。
手作りだとどうしても作る過程で菌が付着してしまいますし、通勤・通学中は常温保存になるので、絶対に安全とは言い切れないのです。
お弁当が腐ると判断するポイントは?腐る原因は?
お弁当が腐らないように温度やおかずに気を付けていても、腐る時は腐ります。
とはいえ、気が付かずうっかり食べてしまって食中毒になると大変ですよね。
ここでは腐る原因や、腐っているかどうかを判断するポイントを3つお伝えしますね!
お弁当が腐るポイント1つ目!臭いに注意!
お弁当を作ったら粗熱を取ってからフタを閉めますよね。
粗熱を取ると通常はおかずの匂いは弱まって、フタを開けた時に強い臭いはしません。
それにも関わらず、強い臭いや酸っぱい臭いがすれば要注意です!
腐っている可能性が高いので、食べない方が良いです。
お弁当が腐るポイント2つ目!味に注意!
おかずの種類はたくさんありますが、食べる時は1番腐りやすいものから食べてください。
卵やハム、マヨネーズを使ったおかずは腐りやすいです。
まずは少しだけ口に入れてみましょう。
一口食べて、酸味などの違和感を覚えた場合は傷んでいる証拠ですよ。
変な味がした時は勿体ないですが食べてはいけません。
お弁当が腐るポイント3つ目!見た目に注意!
食べる時は食料品の見た目をよく観察しましょう。
おかずやごはんが糸を引いていたり変色していたりしていませんか。
明らかに見た目がおかしい場合はすでに腐り始めています。
食べると食中毒になる危険がありますので、残念ですが捨ててしまいましょう。
お弁当が腐る時間が早くなるのはなぜ?腐る原因は?
細菌やカビは高い温度と湿気が大好きなので、高温多湿になる梅雨時から夏場は腐る時間が1番早くなります。
細菌が1番活動的になる温度は30℃~35℃、カビは20℃~25℃です。
この温度に湿気が加わると爆発的に菌が増加してしまいますよ。
お弁当が腐る時間を長引かす!腐りにくくする方法は?
せっかく早起きして作ったのに、腐ってしまって食べられないのは悲しいですよね。
気温が高くなる夏場でも、何とかして長持ちさせたいものです。
ここでは腐りにくくなる方法をお伝えしますね!
お弁当を作る時は消毒をしっかりと!
お弁当が腐る原因の1つが細菌です。
まずは細菌の付着を防ぐ為に消毒をしっかりとしましょう。
手や調理器具だけでなく、お弁当箱もアルコール消毒をします。
できればお弁当箱や調理器具は週に1度、漂白除菌も行うと安心ですよ。
しっかりと火を通して冷ましてから詰める
細菌をやっつける為に、入れるおかずはしっかりと火を通すのが重要です。
そして、ごはんも含めてしっかりと冷ましてからお弁当に入れてください。
そうしないと、細菌が繁殖し、食中毒を起こしやすくなります。
また、熱いまま入れると、フタに蒸気が水になってついてしまいます。
水が食材に落ちると味が落ちますので、かならず冷ましてから入れてくださいね。
お弁当に入れるおにぎりは素手で握らない!
お弁当といえばおにぎりですよね。
手を水で濡らして塩を付けて素手で握っている方が多いと思います。
でも、おにぎりは素手で握ってはいけません!
手は菌の運び屋といわれるくらい、たくさんの細菌が付着しています。
そんな手で握るとおにぎりにもたくさんの菌が付いてしまいますよね。
おにぎりを握るときは必ずサランラップなどで包んでから握ってください。
米3合に対して酢は小さじを1入れましょう。
酢の殺菌効果が働いてごはんが腐りにくくなりますよ。
水気の多い食材や腐りやすいおかずは使わない!
生のプチトマトやレタスを入れると彩りが良くなりますよね。
でも生野菜を入れると一気に腐りやすくなりますよ。
火が通っておらず水分も多く含んでいるので細菌が繁殖しやすくなります。
また卵やマヨネーズを使ったおかずも傷みやすい為、避けた方が良いです。
お弁当といえば卵焼きやポテトサラダのイメージがありますが、特に夏場はすぐに腐ってしまうので入れない方が良いです。
塩や香辛料は細菌の繁殖を防ぐ!味の濃いものもOK!
塩や砂糖には殺菌効果があるので調理する時に使うと腐りにくくなります。
味付けする時は家で食べる時よりも、少し濃い目にするのも長もちさせるポイントです。
また香辛料も菌の活動を抑えてくれるのでおかずの味付けにおすすめです。
梅干し・胡椒・大葉・酢・生姜・わさび・カレー粉などは積極的に使用しましょう。
お弁当を常温保存する時は注意!保冷剤なしだと傷む?
腐る時間を長引かせるには温度調節が大切ですが、会社や学校に冷蔵庫がない場合は常温で置いておくしかありませんよね。
そんな時は是非とも保冷剤や冷凍食品を利用してください。
保冷剤をお弁当にのせたり、横にくっつけて布で包んだりするだけでも周りの温度を下げられます。
また、冷凍食品を凍ったまま入れておくのもおすすめです。
食べるまでは保冷材の役割を果たし、食べる頃にはちょうど解凍されていて美味しくいただけますよ。
夏場は特に保冷剤なしだと、お昼時までに傷んでしまいます。
可愛い保冷剤もたくさんありますので、積極的に活用しましょう!
可愛いアニマルの保冷剤がついたバンドもありますよ。
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抗菌シートを使って細菌の繁殖を遅らせる!
お弁当とフタの間にペラッと1枚のせるだけで菌の繁殖を遅らせてくれる便利なものもありますよ!
抗菌シートという、抗菌機能があるワサビ成分や銀イオンが使われているシートです。
ごはんも含め全体にシートをのせるのがポイントです。
ペラッとした見た目からは想像しにくいですが、抗菌効果はバッチリですよ!
1枚10円で販売されています♪
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夏場になると売れすぎて品薄になるので、早めに手に入れてくださいね。
車の中に置いた弁当が腐るのを防ぐには?
仕事柄、車の中にお弁当を置いておかなければいけない方もいらっしゃいますよね。
車の中は熱気がこもりやすく、夏の炎天下で対策せずに置いておくと、車内の温度は30分ほどで約50℃にもなります!
夏の車内は走行中だとエアコンで涼しくなり、エンジンを止めると温かくなるのを繰り返す為、細菌が繁殖するのにピッタリなのですよ。
どうしても車の中に置いておかなければいけない時に便利なのが、クーラーボックス、保温保冷バッグ、発泡スチロールです。
どれも保温効果があり、保冷剤や凍ったペットボトルのお茶と一緒に入れておけば、中はひんやりと冷たい温度をキープできます。
小ぶりでおしゃれなクーラーボックスもありますので、食中毒を防ぐ為にも是非とも活用してくださいね。
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お弁当を前日に作るのは大丈夫?
運動会や花見などにお弁当を持って行く時は、量も多いので、当日の朝から全部準備するのは大変ですよね。
そこで、前日からおかずを準備する人も多いと思います。
その場合は、下準備したものを冷蔵保存しておいて、しっかり加熱した後、冷ましてからお弁当箱に入れてくださいね。
また、もう少し前からちょこちょこ作りたいという人は、小分け冷凍しておいて、当日詰めるだけという方法もおすすめです。
凍ったまま入れておけば、保冷剤代わりにもなって、食べるころにはちょうど良くなっていますよ。
小分け冷凍するためのシリコンカップは長年使っていますがかなり重宝しています。
晩御飯を作った時に、小分け冷凍しておけば当日詰めるだけなので楽ちんです♪
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運動会やピクニックには保冷バッグ付きの2段式ランチボックスもおすすめです。
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お弁当が腐る時間を長引かせるのにピッタリなお弁当箱は?
消毒を徹底したり腐りにくいおかずを入れたりしても、どうしても腐ることがあります。
少しでも安心して持っていけるように、腐りにくいお弁当箱を紹介しますね。
ステンレスやアルミ製のお弁当箱・曲げわっぱのお弁当箱
手軽に腐りにくいお弁当箱を使いたい方におすすめなのが、ステンレスやアルミ製のものや木製の曲げわっぱのお弁当箱です。
ステンレスやアルミ製ものは保冷剤と相性がピッタリです。
材料のステンレスやアルミは熱伝導率が高いので、保冷剤をくっつけておけばお弁当箱全体をしっかりと冷やしてくれます。
サーモスのステンレス製の弁当箱は2段式なのにスリムでスタイリッシュなデザインです。
保冷ケース付きでバッグに入れてもかさばらないでおすすめです。
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アルミ製でおすすめはこちらのレトロでおしゃれな弁当箱です。
名入れも無料なので、お子様にもいいですね♪
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曲げわっぱのものは、天然木の薄板を曲げて作られています。
材料である木がごはんやおかずの余計な水分を吸収してくれるので、細菌の繁殖を抑えられます。詳しくはこちら⇒【送料無料】[お弁当箱 わっぱ弁当 曲げわっぱ おべんとう ランチボックス]【ヤマコー】
どれも軽量で持ち運びにも大変便利ですよ。
フタに保冷機能が付いたお弁当箱
フタに保冷機能が付いたものを使えば保冷剤を用意しなくても大丈夫です。
フタを冷凍庫で凍らせるので、うっかり保冷剤を入れ忘れる心配がありません。
保冷機能が食料品に密着して冷やすので、より確実にお弁当の鮮度を保ちたい方におすすめです。
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保温ジャータイプのお弁当箱
温かいごはんが食べたい方や、冷製スープなど冷たいランチを楽しみたい方には保温ジャータイプのお弁当箱がおすすめです。
保温ジャータイプのものを使って温度調節すれば夏場でも安心です。
お弁当箱を冷やす必要がないので、ごはんも温かいまま美味しくいただけますよ。
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真空パックのお弁当箱
気温や湿気だけでなく、空気も食料品を傷める原因です。
真空パックのお弁当箱を使えば真空状態になり、細菌やカビの繁殖を抑えられますよ。
ごはんやおかずを入れてから長時間保存できるので、前日の夜にお弁当箱に詰めても翌日の昼まで長持ちしてくれますよ。
前日の夜にお弁当の用意をしたい方におすすめです。
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保冷機能が付いた巾着袋もおすすめです。
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まとめ:弁当が腐る時間や温度はどれくらい?腐りにくくする方法も紹介します!
お弁当が腐る温度や時間、長持ちさせるコツを紹介しました。
お弁当を作ると節約になって良いですが、手作りなので食べるまでに傷んでしまわないか心配ですよね。
特に対策を取らないと35℃近くの気温になる夏場だと、2時間~3時間もすれば腐り始めてしまいます。
少しでも長持ちさせる為に、細菌の繁殖をしっかりと食い止めましょう!
殺菌効果のある塩や香辛料を使った濃い目の味付けにすると長持ちしてくれますよ。
保冷剤や保温・保冷効果のあるお弁当箱を使うと便利です!
上手に対策をして美味しいお弁当を作りましょう♪
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