ケーキは消費期限が1日過ぎても食べられるのでしょうか?
誕生日などのお祝い事に欠かせないケーキ。
ホールで用意すると一気にその場が盛り上がります。
けれど全て食べきれず、ひとまず冷蔵庫で保管・・・なんてことありますよね。
買った翌日には賞味期限が切れてしまうことも多いケーキです。
冷蔵庫で保管したとはいえ、もう食べられなくなってしまったのでしょうか?
こちらでは期限切れのケーキが食べられるかどうかや、美味しさを保つ保管方法やアレンジレシピなどを紹介しますね。
ケーキは消費期限が1日過ぎて食べられる?箱に書かれている日付を確認!
期限切れのケーキがまだ食べられるかどうかを知るために、まずは箱に書かれている日付を確認しましょう。
ケーキの箱に書かれている日付は2種類あります。
「賞味」期限と「消費」期限です。
日付を確認して「賞味」となっている場合はケーキを食べることができますよ!
風味を損なわずに食べられる期日を示しているのが賞味期限です。
あくまでも味に対する期限ですので、日付を過ぎても食べられます。
もし「消費」だった場合は残念ですが、食べられません。
その食料品を安全に食べられる期日を示したものが消費期限だからです。
期限切れのものを食べると最悪の場合、食中毒になってしまいます。
消費期限がが長いケーキはどれ?
ケーキを買うと「当日中に召し上がってください」と声をかけられることが多いです。
それほどケーキは他の食料品に比べて傷みやすくなっています。
期限を気にするくらいなら、いっそ日持ちしやすいケーキを買うのも一つの手ですよ。
ケーキの種類によって買ったその日に食べる必要があるものもあれば、数日間日持ちするものもあります。
ガトーショコラやベイクドチーズケーキ、パウンドケーキ
生クリームや果物が使われておらず、オーブンで加熱されているケーキは日持ちしやすい種類になります。
特にドライフルーツが使われていることの多いパウンドケーキは常温で1週間ほど日持ちするものが多く、1度にケーキをたくさん食べることができない場合はおすすめですよ。
また、もしこれらのケーキを手作りした場合や出来立てを買ってきた場合は、是非とも一晩寝かしてみてください。
しっとりとした食感になり、より美味しくいただくことができますよ。
デコレーションケーキやレアチーズケーキ
生クリームを使ったものや、過熱していないものは早めに食べたい種類になります。
火が通っていないことや、生クリームが傷みやすい食料品であることから、2~3日以内に食べてしまうのが安心です。
これらのケーキは比較的傷みやすいのですが、賞味期限切れになってしまっても翌日ならまだ食べられることが多いです。
食べる場合はよく観察して、変色していたり変な臭いがしたりしていないか確認します。
少しでも変なところがあれば、勿体ないですが食べずに捨てましょう。
生の果物が使われているケーキ
生の果物が使われているケーキは残念ながら1番傷みやすく、期限切れしたときは食べないほうがよいでしょう。
生の果物はたくさんの水分を含んでおり、時間が経つと水分が出てきてしまいます。
出てきた水分でケーキがビショビショになり味が落ち、カビが生えてくることも・・・
カビが生えてしまった場合は、食べずにすぐ捨てましょう。
傷みやすいのは生の果物だけです。
加熱処理された果物やドライフルーツの場合は傷みにくくなりますので安心してください。
賞味期限が切れた翌日でも美味しい!ケーキの保管方法を3つ紹介!
生の果物が使われていなければ、賞味期限が切れ翌日なら食べられます。
とはいえ、私も期限切れのケーキを翌日に食べたことがありますが、スポンジがパサパサで、クリームがちょっと臭う・・・なんて状態であまり美味しくはありませんでした。
ここでは私のような失敗をしないように、少しでもケーキを美味しく長持ちさせる保管方法を紹介しますね。
タッパーを使って冷蔵庫で保管
賞味期限切れのケーキが美味しくなくなる原因は、乾燥と臭い移りです。
ケーキが美味しくなくなる2つの原因を取り除くために、底の深いタッパーを使いましょう。
②そして蓋の上に箱から出したケーキを入れます。
③最後に蓋にタッパー本体を被せ、冷蔵庫で保管します。
タッパーが乾燥や臭い移りを防いでくれるため、期限が切れた翌日なら美味しくケーキを食べることができますよ。
ケーキを箱ごとラップで覆う
ケーキが入っていた箱に入れて、そのまま冷蔵庫で保管している方は多いですよね。
ちょっと待ってください!この方法はおすすめできません。
箱のままケーキを冷蔵庫に保管してしまうと、密閉することができないため、乾燥や臭い移りを防ぐことができません。
ケーキが入るサイズのタッパーが家にない場合は、ケーキを箱ごとラップで覆ってしまいましょう
注意することはギュウギュウに覆いすぎて中のケーキが潰れてしまわないようにすることだけ。
簡単にできますので、ぜひ試してみてくださいね。
長期間食べない場合は冷凍庫で保管する
翌日に食べるどころか、数日間食べることがない場合は冷凍庫で保管しましょう。
冷凍庫で保管なら1週間くらいは日持ちします。
ケーキの種類ごとの保管方法は…
冷凍庫で保管する場合の注意点は2つ
パウンドケーキなどの焼かれたケーキの場合は完全に解凍できていなくても、まだ微かに凍っている部分がシャリシャリとして新しい食感を楽しむことができますよ♪
賞味期限が切れた翌日のケーキを美味しく食べるアレンジ方法を3つ紹介!
乾燥や臭い移りに気をつけて冷蔵庫で保管すれば美味しく食べることができるケーキですが、昨日も食べた味だしちょっとマンネリを感じませんか?
ここでは昨日とは違うケーキを楽しむための簡単なアレンジの仕方を紹介しますね。
ジャムやマーマレードをつけて食べる
ケーキの味を変える1番簡単な方法はジャムやマーマレードをかけることです。
ジャムやマーマレードには甘くてしっかりとした味がついているので、簡単に味を変えられますよ。
オランジェットというオレンジピールにチョコをかけたお菓子があるくらい、ぴったりの組み合わせです。
生クリームをかけて食べる
パウンドケーキやガトーショコラなど、生クリームがかかっていないケーキの場合、ホイップクリームを作ってかける方法もおすすめです。
ハンドミキサーがないと作るのが難しそうなホイップクリームですが、冷凍庫を活用すれば簡単に作ることができます。
何度か繰り返していくうちにみるみるクリームが固まって、あっという間にホイップクリームが出来上がります。
また、スーパーにはすでに出来上がったクリームが冷凍で売られています。
最近は少量の出来上がったクリームが冷蔵で販売されていることもあるので、上手く活用してみてくださいね。
細かく切ってトライフルにアレンジ!
ケーキを上手く保管できず、スポンジや生地がパサパサになってしまった場合は思い切って2~3cm角に切ってしまいましょう。
四角に切ったスポンジをヨーグルトや生クリーム、果物の缶詰と和えることで簡単にトライフルを作ることができます。
本格的な味にぐっと近づきます。
まとめ:ケーキは消費期限が1日過ぎて食べられる?保管方法やアレンジレシピも紹介!
生の果物が使われていると難しいですが、賞味期限切れのケーキでも翌日なら食べられることが多いです。
ただしケーキは基本的には傷みやすい食料品ですので変色や変な臭いがないかといった点はよく注意して確認しましょう。
期限切れになる前でも冷蔵庫で保管すると乾燥してスポンジがパサパサになったり、クリームに冷蔵庫の臭いが移ったりすることがあります。
タッパーやラップを利用して、購入した翌日でも美味しく食べられるようにしっかりと密閉しましょう。
ケーキを購入した当日に全部食べられなくても、翌日以降はジャムやクリームを使って味を変えてみたり、トライフルにアレンジしてみたりするとマンネリすることなく楽しめますよ。
他にもアレンジの方法はあるはずですので、ぜひ探して見てくださいね!
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