コジットから出ている「ヒルセリン」と健栄製薬から出ている「ヒルマイルド」。
どちらも「ヒル」がついていて、同じヒルドイドの市販薬ですが、どのように違うのでしょうか?
値段も違うので、どちらを買おうか迷っている人の為に、ヒルセリンとヒルマイルドの違いについて検証した結果をお伝えします。
ヒルセリンとヒルマイルドの外観の違いは?
まずは外観の違いから見ていきます。
ヒルセリン
ヒルマイルド
両方ともピンク×白の組み合わせで、本家マルホ株式会社のヒルドイドとも似ていますね。
ヒルセリンは50gなのに対し、ヒルマイルドは60gです。
また、キャップの形状が違いますね。
ヒルマイルドの方は、ワンタッチ式になっています。
ヒルセリンとヒルドイドの成分の違いは?
次に成分の違いを見ていきます。
ヒルセリンの成分
●有効成分/ヘパリン類似物質、グリチルリチン酸ジカリウム
●表示指定成分/ミリスチン酸イソプロピル、セタノール、 エデト酸二ナトリウム、 パラベンヒルセリン公式ページより引用
ヒルマイルドの成分
成分分量:100g中ヘパリン類似物質0.3g含有
添加物:サラシミツロウ、セレシン、白色ワセリン、エデト酸ナトリウム水和物、ジブチルヒドロキシトルエン、グリセリン、軽質流動パラフィン、スクワラン、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル
ヒルマイルドの公式ページより引用
ここで注目したいのが、ヘパリン類似物質の含有量です。
ヒルマイルドはヘパリン類似物質が0.3%配合されています。
しかし、ヒルセリンにはヘパリン類似物質の含有量は表示されていませんが、医薬部外品なのでヘパリン類似物質は0.1%未満です。
ヒルドイドの類似品の違いについてはこちらでまとめています。
⇒ヘパリン類似物質クリームを比較!違いを検証しました!
参考にしてくださいね。
ヒルセリンとヒルマイルドの値段の違いは?
では、値段の違いはどうでしょうか?
ヒルセリンは50gで980円。
一方、ヒルマイルドは60gで1,550円です。
1g当たりの値段に換算すると…
ヒルマイルド…26円
ヒルセリンとヒルマイルドの使用感の違いは?
使用感の違いについて、ネットの声や実際に自分が使用してみた感想をまとめました。
ヒルセリンとヒルマイルドの使用感の違い
・ヒルマイルドの方が粘度が強い。
・ヒルセリンの方がベタつきが少ない。
・ヒルセリンの方が柔らかいテクスチャー。
・ヒルセリンの方がコスパが良い(大容量タイプあり)。
大容量のジャータイプもあります。
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日中はヒルセリン、寝る前はヒルマイルドと使い分けるのもおすすめです。
ヒルセリンとヒルマイルドの違いは?わかりやすく解説します!(まとめ)
ヒルセリンとヒルマイルドの違いについてまとめてきましたがいかがでしたか?
どちらもドラックストアで購入できて、似たような商品なので迷ってしまいますよね。
ヒルマイルドに関しては第2類医薬品なので、薬剤師さんによく相談のうえ購入することをおすすめします。
医薬品なので、少なからず副作用が出る可能性もあるので…。
改めてヒルセリンとヒルマイルドの違いをわかりやすく表にまとめてみました。
ヒルセリンとヒルマイルドの違い
外観 | 内容量 | 成分 | 値段 | 医薬品 | 製薬会社 | |
ヒルセリン | 50g | ヘパリン類似物質(0.1%未満)+添加物 | 980円 (1g当たり20円) |
医薬部外品 | コジット | |
ヒルマイルド | 60g | ヘパリン類似物質(0.3%)+添加物 | 1,550円 (1g当たり26円) |
第2類医薬品 | 健栄製薬 |
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ヒルセリンもヒルマイルドもローションタイプもあります。
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