保育園に入園して、親子ともに慣れてきたころに訪れる母の日。
楽しみにしているお母さんもいるのではないでしょうか?
しかし、いざ母の日になっても子どもが何も持って帰ってこない…。
「最近は保育園で母の日はないの?」と疑問に思うお母さんも多いと思います。
今回は、近年保育園で母の日はないのか調べてみました。
保育園で母の日はないの?
近年、保育園で母の日はなくなりつつあります。
私の子が通う保育園でも、母の日は何もしません。
1歳児から入ったので「まだ、小さくてわからないから母の日はしないのかな…。」と思っていましたが、4歳児になった今も母の日はありませんでした。
年長までありません。
ただ、保育園によっては、今も母の日をしている園もあるようです。
園によって様々なようです。
保育園でなくなっているのは母の日だけじゃない?
では、父の日はどうでしょうか?
調べたところによると、
・母の日も父の日もない
・母の日も父の日もある
・母の日はあるが父の日はない
など色々でした。
うちの子が通う保育園では父の日もありません。
なぜ、前は当たり前にしていた「母の日」「父の日」がなくなりつつあるのでしょうか?
また、なぜ保育園によって、するところとしないところがあるのでしょうか?
保育園で母の日がなくなった理由は?
保育園で母の日、父の日がなくなった理由としては、ひとり親家庭が増えていることが背景にあるようです。
また、ひとり親家庭だけではなく、両親ともいない家庭もあります。
そのような家庭を配慮して母の日や父の日を行わない傾向にあるようです。
ひとり親家庭の中でも母子家庭の割合が多いかと思いますが、母の日はするけど父の日はしないとなると、両親そろっている家庭のお父さんにとっては「何で母の日はあるのに、父の日はないんだ。」といじけるお父さんも出てくるかもしれませんね…。
なので、母の日も父の日もない保育園が最近は多いようです。
敬老の日に関しても、何もしない保育園が増えているようです。
核家族化が進んだのもありますし、既におじいちゃんおばあちゃんが他界している場合もあるのが背景ではないでしょうか。
保育士さんたちは様々な家庭に配慮しないといけないのですね。
保育園児だと、両親そろっている家庭の子供からすると、どちらかの親がいないというのは純粋に疑問い思うでしょうし、「何でお父さんいないの?」などと普通に聞いてくる子供もいるでしょう。
そうなると、やはり保育士さんは大変ですよね…。
保育園での母の日のねらいは?
そもそも保育園で母の日を行うねらいは何なのでしょうか?
簡単にまとめてみました。
①感謝の気持ちを伝える心を育てる
②表現力を育てる
③思いやりの心を育てる
母の日や父の日には様々なねらいや目的があるのですね。
母の日や父の日に代わる行事は?
では、母の日や父の日がなくなりつつある近年、母の日や父の日に代わる行事はあるのでしょうか?
様々な家庭を考慮して、母の日や父の日が行われないことは理解したものの、やはり保育園の定番とも言える、ママの似顔絵などは欲しいですよね。
そこで、最近は「家族の日」や「ファミリーデー」として行事を行う保育園が増えています。
ちなみに、私の子どもが通う保育園では「家族の日」や「ファミリーデー」もありません。
でも、たまに似顔絵を描いて持って帰ってきたりします。
個人的にはそれで充分なのではと思います。
母の日や父の日は、子どもが分かるようになってから自主的にすればいいような気もします。
先程紹介した、母の日のねらいについても、家庭で行うこともできますよね。
普段から感謝の気持ちを表現できるような子どもに育って欲しいですね。
まとめ:保育園で母の日はないの?理由やそもそものねらいは?代わる行事は?
保育園の母の日についてまとめてきました。
近年は、様々な家庭を考慮して母の日や父の日、敬老の日などの行事を行わない保育園が増えてきています。
その代わりに「家族の日」や「ファミリーデー」を設けている園もあるみたいです。
それぞれの園の方針や、その園の園児の家族の形によって、母の日などの行事の有無は変わってくるようです。
いくら母の日や父の日が特別な日であっても、みんなにとってハッピーな日でないと意味がありませんよね。
難しい所ではありますが、複雑な家庭といっても様々な形があるので、園と保護者で事前によく話しあうことも大事なのではないでしょうか。
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