「もやし」ってうっかりしていると、消費期限が1日過ぎた!
ということがありますよね。
値段が安くて様々な料理で利用しやすい「もやし」。
便利な反面、すぐに期限がきてしまうのが残念な点です。
1日過ぎたくらいなら、まだ大丈夫?
食べられるとしたら、いつまで大丈夫?
少しでも日持ちさせる方法はないの?
今回はそんな疑問にお答えします!
もやしの消費期限が1日過ぎた!まだ食べられる?
もやしを食べようと思ったら、期限が切れていた!
1日過ぎたくらいなら食べられそうな気もしますが、うっかり食中毒になってしまったらと思うと不安ですよね。
期限切れになっても食べられるのか、いつまで大丈夫なのかをお伝えしますね。
もやしの消費期限から1日過ぎた場合
期限から1日過ぎたとしても、まだ食べられますよ!
1日~2日くらいなら、変色や異臭など品質が悪くなった時に起こる現象はみられません。
水分が少し出てきていても、水でしっかり洗って調理すればシャキシャキした食感を楽しみながら食べられますよ。
もやしの消費期限から3日過ぎた場合
期限から3日過ぎてしまった場合は要注意です。
3日~4日も経つと、もやしの様子が少しずつ変化してきます。
食べる時は水でしっかり洗って、必ず火を通すようにしてください。
もやしの消費期限から5日以上過ぎた場合
期限から5日以上過ぎてしまった場合は、残念ながら食べずに捨ててしまうのがよいでしょう。
5日も経ってしまうと変色や異臭がしたり、袋に茶色い水が溜まっていたりするはずです。
傷みがひどい時はヌメリも出てきます。
ここまで傷んでしまったものを食べると食中毒を引き起こしてしまいますので、勿体ないですが食べてはいけません。
もやしがいつまで食べられるか決める日付!消費期限と賞味期限とは?
袋をよく見ると、袋に書かれた日付の横に「消費期限」と書かれていますよね。
これは食料品の期限を表した日付なのですが、よく似た名前の「賞味期限」というものもあるのはご存知でしょうか。
名前は似ているけれど意味がまったく異なる、そんな2つの日付についてお話しますね。
消費期限と賞味期限
「消費期限」と「賞味期限」はどちらも食料品に設けられる日付です。
名前はよく似ていますが、どちらの日付が書かれているかによって期限を過ぎても大丈夫かどうかが決まりますよ。
消費期限…食料品を安全に食べられる期限。
日付を過ぎると品質が低下し、場合によっては食中毒になることもあります。
肉や野菜など日持ちしにくい生鮮食品によく使われています。賞味期限…食料品を美味しく食べられる期限。
品質が落ちる期限ではない為、日付を過ぎてしまっても食べることができます。
インスタント食品や缶詰など日持ちしやすい食料品によく使われています。
賞味期限に1.4をかけて出てきた日数が食料品の食べられる期限になります。
もやしが消費期限を1日過ぎたのに食べられるのはなぜ?
もやしの場合は「消費期限」と書かれていることがほとんどです。
だいたい製造してから2日~3日で期限切れになることが多い為、スーパーで買うタイミングによっては翌日の日付が書かれていることもありますよ。
ところで書かれている日付が「消費期限」にもかかわらず、1日過ぎても大丈夫なのは不思議ですよね?
実は法律ではもやしは期限を記載する必要がない食料品なのです!
他の野菜よりも品質が悪くなりやすい為、消費者が安心して食べられるようにと日付を袋に書いてくれているのです。
その為1日過ぎたくらいならまだ食べることができますよ。
もやしの消費期限を延ばす保存方法!1日過ぎたとしてもまだ食べられる
袋の日付を1日過ぎたくらいなら、まだまだ食べられます。
とはいえ、それは正しく保存した場合だけ!
保存方法を間違えるとすぐに傷んで、期限にかかわらず食べられなくなります。
反対に正しく保存すれば美味しさそのままで期限を伸ばせますよ!
ここでは日持ちさせる保存方法をお伝えしますね。
冷蔵庫で保存する場合
冷蔵庫で保存すれば消費期限が過ぎても2日~3日は食べられますよ。
袋のままでも大丈夫ですが、水を張ったタッパーやボウルに入れて保存すると食感がよりシャキシャキしてオススメです。
水は毎日交換してくださいね。
また、もやしの保存に適した温度は0℃~5℃です。
野菜室は約6℃と少し温度が高いので、冷蔵室かチルド室に入れるようにしましょう。
冷凍庫で保存する場合
もやしを冷凍庫で保存すれば2週間も長持ちしますよ!
味や食感が少し落ちてしまいますので、濃い味付けの料理やスープ、炒め物に使うのが良いです。
また、凍ったもやしを解凍すると食感がベチャベチャになってしまうので、凍った状態のまま火を通して調理しましょう。
冷凍保存のポイントは3つです。
少し気を付けるだけで、冷凍しても美味しく食べることができますよ。
ひげ根を取り除くことで見た目が悪くなりにくくなります。
②水で洗って、キッチンペーパーで水分をしっかり取ります。
水分が残っていると傷みやすくなりますので、水気は念入りに取り除きましょう。
③保存袋に平らに入れてしっかり空気を抜きます。
空気に触れると酸化して品質が低下してしまいます。
火を通して調理した後の保存
もやしは価格も安く、様々な料理に利用できます。
おかずの作り置きにも利用できれば便利ですよね。
火を通して調理したもやしは冷蔵保存なら3日、冷凍保存なら1週間日持ちします。
調理する時は酢を入れたり味付けを濃くしたりするのが長持ちの秘訣です。
タッパーや保存袋などを使って空気に触れないよう密閉して保存しましょう。
もやしの消費期限から1日過ぎたら・・・食べると危ないもやしの特徴!
他の野菜と比べるともやしは、はるかに日持ちしない食料品ですよね。
腐ったもやしを食べると腹痛を起こしたり食中毒になってしまったりします。
小さな子どもやお年寄りが食べると食中毒が重症化する危険もありますよ。
ここでは絶対に食べてはいけない、もやしの品質が悪くなった時の特徴をお伝えします。
もやしから出た水分が茶色や白色
もやしを買ってから時間が経つと水分が出てきます。
袋に水滴がついている程度なら大丈夫です。
もやしが傷んで食べられなくなると、茶色や白色の水がたくさん出て水たまりが発生します。
もやしの色が変わって透明や茶色になっている
品質が良いもやしの色は白色です。
時間が経って悪くなってくると透明になったり茶色になったります。
変色は品質が低下した証拠ですので、勿体ないですが食べないようにしましょう。
シャキシャキ感がない
もやしといえばシャキシャキ感のある食感が魅力の1つですよね。
品質が低下するとこのシャキシャキ食感もなくなります。
弾力がなく、指で曲げても折れない場合はかなり品質が低下しています。
勿体ないですが食べない方がよいでしょう。
臭いがきつくなり酸っぱい臭いがする
すぐに食べないと酸っぱい臭いがしたり、もやしの臭いが強くなったりします。
まだ食べられる状態の時は水で洗えば臭いが取れるのですが、洗っても臭いがきつい場合はもう食べられません。
無理に食べるとお腹を壊してしまいますので、勿体ないですが諦めましょう。
まとめ:もやしの消費期限が1日過ぎた!いつまで食べられる?長持ちする保存方法も紹介!
もやしの消費期限を過ぎてしまっても食べられるかどうか、保存方法や腐った状態の特徴について紹介しました。
様々な料理に使えて、値段の安いもやしは節約の味方ですよね。
製造されてから3日ほどしか日持ちしないのが残念な点ですが、正しく保存すれば消費期限を1日くらい過ぎても大丈夫です!
冷凍すれば2週間近く長持ちさせることができますよ。
もやしにはアスパラギン酸という新陳代謝を高めて美肌効果を発揮するアミノ酸を含んでいます。
さらに疲労回復や肝機能向上の効果もありますよ!
もやしを上手に保存して毎日の食卓に積極的に取り入れていきましょうね。
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