わらび餅の消費期限切れがいつまで持つのが知ってますか?
思っているよりも長持ちしないので、消費期限以内に食べきるのが基本です。
とはいうものの、量が多くて食べきれない場合もありますよね。
今回は、「わらび餅の消費期限切れいつまで持つのか」というテーマの他に、保存方法も詳しく紹介しています。
基本的に賞味期限の切れた食品を食べるのはおすすめしませんので、参考までにご覧ください。
わらび餅の消費期限切れはどれくらい大丈夫?
食品の消費期限は、成分によって違います。
ここでは、わらび餅の原材料も説明しているので、合わせてご確認ください。
消費期限切れのわらび餅が食べられる目安は2日
消費期限切れのわらび餅が食べられるのは、目安として2日です。
わらび餅の消費期限を判断するポイントは糖分と水分になります。
糖分を60%以上含むわらび餅なら、消費期限が切れても食べられる可能性が高いです。
わらび餅の原材料はわらび粉になります。
ワラビの根から採れるでんぷんの粉を使ったお菓子ですから、わらび餅と呼ぶようになりました。
わらび粉は、掘り起こしたワラビの根を叩いてほぐし、洗って作るのです。
わらび餅の風味が落ちる原因とは
水分は、わらび餅の風味と大きく関係しています。
なぜなら、水分が飛ぶと固まってしまい、美味しく食べられなくなるからです。
特にぷるぷるとした食感が特徴的なわらび餅にとって、水分は大事なもの。
保存のさいは水分を維持した方が良いので、常温保存の手作りわらび餅はタッパーなどの密閉容器に入れるのです。
「わらび餅の消費期限が切れる頃には、固くて食べられない状態になっていた」というのでは、消費期限切れ以前の問題です。
わらび餅をできるだけ美味しく保存するには、水分を逃がさないようにしましょう。
わらび餅の消費期限は市販と手作りで違うって本当?
手作りのわらび餅と市販のわらび餅では、根本的に消費期限の考え方が違います。
それぞれ確認しましょう。
老舗のわらび餅の消費期限
老舗のわらび餅の場合、消費期限の目安は2日です。
日本には創業300年以上の和菓子屋がありますが、老舗になるほど防腐剤を使用していません。
そもそも、防腐剤に関連した物質が見つかったのが1800年代から1900年代だからです。
わらび餅の消費期限と防腐剤を発見した時期に関係があるのは、面白いですよね。
和菓子の歴史は縄文時代まで遡るので、文化の発展と共に和菓子も進化しています。
スーパーのわらび餅の消費期限
スーパーのわらび餅の消費期限は、使用している材料によって変わります。
基本的に日持ちしない材料を使用しているのなら3日、それ以外の場合は60日が目安です。
手作りのわらび餅の消費期限
わらび餅を手作りした場合、1日から2日が消費期限の目安です。
なぜなら、わらび粉の原材料は「プタキロサイド」という天然毒を含んでいるからです。
プタキロサイドを摂り過ぎると血液凝固の可能性があり、わらびをたくさん食べた家畜が死亡した事例があります。
しかし、わらびを煮詰めるときにあく抜きをしっかりすることで防げる可能性が高いです。
下処理を念入りに行って、1週間で200kg以上を食べなければ問題ないと思います。
「老舗のわらび餅」「スーパーのわらび餅」「手作りのわらび餅」で、それぞれ環境が違うなんて意外ですよね。
食品の中には、わらび餅のように保存方法や作り方によって消費期限が違うものがあるので、自分でも確認しましょう。
わらび餅の最適な保存方法は?
わらび餅を美味しく食べるためには、保存方法に気をつけたいものです。
ここでは、市販の場合と手作りの場合を説明します。
市販のわらび餅の保存方法
市販のわらび餅は、そのほとんどに保存方法が書かれています。
ですから「最適な保存方法は?」に対しての回答は「パッケージに書かれている保存方法を守ること」になるのです。
保存の仕方で困ったら、パッケージの指示に従ってください。
手作りわらび餅の保存方法
手作りのわらび餅は、常温でタッパーに保存するのが向いています。
この場合の消費期限は3日が目安です。
市販の場合と手作りの場合、どちらにしてもなるべく早く食べきるのがオススメ。
夏場などで常温保存が不安なら、タッパーに入れて冷蔵保存しましょう。
冷蔵保存でも、消費期限の目安は上記と同じく3日になります。
わらび餅は冷凍保存できるの?
今までわらび餅は冷凍保存ができないと言われてきましたが、現在は保存環境によって可能です。
空気をきちんと抜くのが大切なので、わらび餅をタッパーなどの密閉容器に入れて保存してください。
この場合保存期間の目安は1ヶ月ですが、なるべく早く食べきりましょう。
冷凍したわらび餅を解凍するには、常温に戻して自然解凍します。
環境によって変化しますが、およそ2時間程度で解凍が終わりますよ。
わらび餅が消費期限切れ!腐るとどうなる?
わらび餅の消費期限が切れて、腐ると以下の状態になります。
・異臭を放つ(酸味を感じる臭いや、野菜が腐ったような臭い)
・白くにごりネバネバ感が増す
・カビが発生する
・色が濁る
「賞味期限切れは大丈夫か?」以前に、食べようと思わない状態になることが分かりますね!
消費期限切れのわらび餅を食べた人の体験談
以前消費期限切れのわらび餅を食べたことがありますが、元々の風味や食感がなくなって苦く感じまそた。
「わらび餅が消費期限切れ!腐るとどうなる?」で説明した状態や、苦みを感じるようになればわらび餅が腐っている証拠です。
もったいないですが身体を壊したら元も子もないので、不安を感じたらわらび餅を破棄することをおすすめします。
他にも…
さて、昨日買った昨日で消費期限切れのわらび餅、1日くらい大丈夫っしょ〜😊♪♪
って、ロクに確認せず一口。
ん…?!って変な味に気付き、よくよく見たら食べてない残った方に🦠生えてた🤮☠️☠️
速攻吐き出してうがいしまくった…
夏場の生菓子には要注意です😇
(消費期限切れ食うなって話よね〜)— なななⓉ (@7mpos) July 15, 2021
今日お腹壊したのは絶対にわらび餅のせい。消費期限切れ。
— あじゅ♪ (@AjyuAmatsukaze) November 30, 2019
夏場は特に消費期限切れのわらび餅は食べないのが安全策のようですね…。
まとめ:わらび餅の消費期限切れはどれくらい大丈夫?最適な保存方法も紹介!
わらび餅の消費期限切れが持つ日数や、保存方法を説明しました。
・消費期限切れが食べられる目安は2日
・糖分と水分がポイント
・消費期限は、防腐剤の使用環境や保存方法によって変わる
・市販の場合はパッケージに書いてある保存方法を守る
・少しでも不安や違和感があるものを食べるのは控えること
わらび餅は長く持つのかそうではないのか、分かりにくい食品ですよね。
この記事では日数を書いていますが、必ずしも安全とは言い切れないので、あくまでも目安としてご覧ください。
コメント