朝、仕事に行く前や出かける前に、夕食用のお米を炊飯器のタイマー予約をしてから出かけるパターン多いですよね。
私もその一人です。
タイマー予約をしておけば、帰ってきたらご飯が炊けているのはとっても便利で楽ですよね。
でも、朝から長時間浸水させたお米、本当に大丈夫なんでしょうか?
常温で水にさらして腐らないのか疑問に思う人もいると思います。
そこで今回は、朝にお米をタイマー予約しても問題ないのかを調べてみました。
米は夏場の朝タイマー予約は要注意!
夏場のタイマー予約には注意が必要です。
朝タイマー予約をして仕事などから帰ってくると、長時間お米を浸水することになりますよね。
でも、それって衛生的にどうなの?
お米や水が腐るかもって思ったことはありませんか?
冬場ならともかく、夏場の常温で長時間放置はちょっとやばそうですよね。
実際にやばいです!
夏場は室温も高くなり、炊飯器内の水温も上がるため、雑菌が繁殖する恐れがあります。
18度以上の水温になると、約4時間で食中毒リスクが高まるのです。
夏場、安全にタイマー予約をする場合は、水温を上げないように工夫する必要があります。
氷を入れる
お米の量に合わせた水分量の氷を作って、その氷を炊飯器に入れてセットする方法があります。
その場合、米1合に対して水200mlが目安です。
また、ある程度の氷を入れたら、目盛りに合わせて水を加えておくもおすすめです。
お米を洗ったあと内釜ごと冷蔵庫に入れておく
朝お米を洗ったら、内釜ごと冷蔵庫に入れておけば、雑菌の繁殖を防げます。
氷は水量を計るのもめんどうなので、これなら簡単ですね。
あとは早炊きをすれば大丈夫です。
お酢を加える
昔からよく聞く方法ですよね。
お米1合に対して、大さじ1/2程度のお酢を入れておくと、効果的です。
一度試してみてください。
工夫をすれば、衛生面も安心して朝タイマー予約をして出かけられますね。
お米を美味しく炊くベストな浸水時間は?
そもそもお米を美味しく食べるには、炊く前に水に浸すという行程がとても大切になります。
水に浸すことによって、お米の芯までしっかりと水が浸透するのです。
水が浸透したお米はふっくらと炊きあがります。
しかし、一つ注意してほしいのは、お米には水を吸収する量に限度があって、最長で2時間もすれば十分で、それ以上は飽和状態になってしまうのです。
タイマーの予約時間が長くなってしまうときには注意が必要です。
長時間浸しておくと、お米のデンプンによって粘りが強くなり、べたつきの原因となってしまいます。
やわらかいご飯が好みの人はいいかもしれません。
基本的な浸水時間を下記にまとめてみました。
浸水時間の目安
夏:20~30分
冬:1時間~2時間
時間に余裕のあるときは、この時間を目安に浸水させてみてくださいね。
米を朝からタイマー予約ができないときの対策は?
朝出かける前の忙しい時に、お米を研いで、夏なら氷を用意して、なんてやってる時間もない時ってありますよね。
帰宅後にお米の用意をしなければいけないときでも、バタバタしないために時間を有効活用する方法を紹介します。
無洗米を使う
無洗米であれば、お米を計って水分量を調節して、さっとかきまわしてスイッチを押すだけで済みます。
研ぐ手間が省けるだけでも助かりますよね。
無洗米はぬかを取り除いてあるので、精白米よりも軽量カップで計ったときに、お米が多めに入るためです。
早炊き機能を使う
炊飯器には、早炊き機能がついているものが多くあります。
お米の量や、メーカーによる違いはありますが、だいたい20分~40分で炊きあがります。
早炊き機能を使えば、10分~20分ほど時間短縮できます。
冷凍しておいてレンチンする
仕事が休みの日など、時間があるときにお米をまとめて炊き、茶碗1杯ずつラップにまいて小分けをし、あら熱をとってフリーザーバックに入れて冷凍保存しましょう。
あとは食べたいときにレンチンするだけ。
炊けたあと、できるだけ早くラップに包むのがポイントです。
鍋で炊飯
鍋でお米を炊くと、かなり時間短縮できます。
このとき、お米と水の分量は1:1です。
10分~15分で美味しいご飯が炊きあがります。
ぜひ試してみてください。
まとめ:米は朝タイマー予約でも大丈夫?夏場の工夫やベストな浸水時間を解説!
今回は米のタイマー予約について紹介してきました。
忙しいときに便利なタイマー予約ですが、夏場は注意が必要です。
浸水時間は季節や好みに合わせて変えるといいかもしれません。
個人的には、朝お米を研いで冷蔵庫に入れておき、帰ってきてから早炊きモードがベストかなと思ってます。
工夫をして、いつでも美味しいご飯を食べられるようにしたいですね。
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